1 クラミジア感染症って? | 6 チェックしてみましょう |
2 自覚症状がないのが特徴 | 7 古くて新しい淋菌感染症 |
3 クラミジア感染症を放置すると・・・ | 8 自覚症状について |
4 感染経路は・・・? | 9 治療方法は・・・? |
5 治療方法は・・・? |
性行為などにより尿道から病原微生物(クラミジア、淋菌など)が入り感染を引き起こしたり、外性器に水疱やイボなどの病変を引き起こします。 最近では、オーラルセックスによる咽頭炎、アナルセックスによる肛門直腸炎も問題となっています。 |
急増するクラミジア感染症 現代の性感染症の問題点は出会い系サイトなどを利用して見知らぬ人とも性的接触を持つなど、いわば性にルーズな時代といえます。今回は最近爆発的に流行しているクラミジア感染症についてお話したいと思います。 |
自覚症状 この性感染症は、強い症状(膿が出る、排尿の時に激痛など)のある方もいますが、中には自覚症状があまりなく、ちょっと心配だからといって検査を受け、初めてこの病気に罹っているとわかる方もいます。クラミジアに感染しても男性の50%、女性の80%は自覚症状がないとされ、全国で男性では15万人、女性では85万人の感染者がいるといわれています。特に女性の増加が顕著で15歳頃から認められ、20歳頃まで1歳上がるごとに感染者が2倍になるというぐらい猛スピードで増加しています。 |
検査は簡単です 痛みは何もありません。尿や膿から直接検出します。 治療方法は? 治療は抗菌薬を内服することで完治できますが、少なくても1〜2週間は症状がなくても休まず続けて内服しなければなりません。勝手に判断して途中で治療を止めないこと、完全にクラミジアが消えたことを確認すること、パートナーと一緒に治療することが大原則です。最近は一回内服するだけで治療できる新薬も出てきましたが、咽頭などのクラミジア感染では、適切な抗菌剤をしっかり2週間ほど内服しなければならないこともあります。 |