Q歯ならびは遺伝するのですか? |
A基本的に歯ならびは遺伝しやすいと考えられています。
しかし、後天的な原因、たとえば虫歯などで乳歯が早く抜けてしまって永久歯の出る場所が不足したり、あごの成長の異常、あるいは指しゃぶりや、舌の悪い癖などで歯ならびが悪くなることがありますが、それらは遺伝しません。
|
Q歯ならびが悪いとどんな影響があるのですか? |
A虫歯や歯周病(歯ぐきの病気)になりやすくなったり、ものを咬む能率の低下、発音障害、あごの成長に対する悪影響、あごの関節や筋肉の病気、心理的影響などさまざまなものがあります。
|
Q「舌の悪い癖」つてなんですか? |
Aなにもしていないときに、舌が上下の歯の間にはさまつた状態になつていたり、つばやものを飲み込むときに歯と歯の間に舌を強く押し出すような癖のことをいいます。
出っ歯や、開咬(奥歯で咬んでも前歯が咬み合わない不正咬合)などの原因になります。
|
Q指しゃぶりをしていると、歯ならびにどんな影響がありますか? |
A指しゃぶりは、上あごの骨を変形させてしまったり、前歯が動いて出っ歯や開咬などの不正咬合の原因になります。
3歳くらいまでは指しゃぶりは問題ないとされていますが、5歳以降まで続く場合は歯医者さんに相談したほうがよいでしよう。
|
Q乳歯のうけ口は治療が必要ですか? |
A一般的に乳歯の段階での治療は必要ないと考えられていますが、歯列不正の状態や治療法によってもことなりますので、歯医者さんに相談してみてください。
|