ホームブホワイトニング(リーチ)の手順と症例
専用のマウストレイを制作してその中に漂白ジェルを入れます
この方法は歯科医院で患者さんの歯型から専用のマウスピースを作ってもらい自宅にて 専用のジェル溶液を用いて行います。 この方法ですと、自分の好きな時間に1日2〜3時間マウスピースをお口に装着し、 約2週間続けることで自然な白い歯になります。 この方法は後戻りも少ない方法です。 |
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1,歯医者さんでお口の中の診査を行います。 2,もし虫歯の治療等の必要があれば、まず最初に治療を行います。 3,ツースクリーニング (ブラッシングでは取れないような歯の汚れや歯石を除去します。) 4,歯型(印象採得)を行います。 5,次の来院に歯型から作製したマウスピースをあわせます。 そして、歯医者さんから、マウスピースへゲル溶液の入れ方、 マウスピースのはめかたなどを教えてもらいます。 6,自宅で、好きな時間に1日2〜3時間マウスピースにゲル溶液を入れてお口へ装着。 7,これを2週間程度続けます。マウスピースは透明ですので会話もできます。 |
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患者さんの歯型を作って 漂白ジェルのスペースを作る |
専用のマウストレイ制作中 |
マウストレイのトリミング調整 |
マウストレイに漂白ジェルを注入 |
口腔内装着 |
マウストレイ入れのケースと歯型 |
ホワイトニング前 |
ホワイトニング後 |
客観的評価をするため、キャスマッチで明度補正済み キャスマッチ |
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ご注意 ●この溶液(10%程度の過酸化尿素)はオフィスブリーチング用の溶液よりも刺激の弱い溶液ですのであまり歯が凍みるようなことはありません。もし歯が凍みるような場合があれば、マウスピースをはずせば痛みはなくなります。 ●一度白くなった歯は永久に白いままではありません。ホームホワイトニングは元の色調への後戻りが少ないため、半年に1度は歯医者さんでみてもらってください。もし、必要であれば、溶液だけを歯医者さんで購入して、ご自分のマウスピースで1〜2日行なえばもとの白い歯に戻ります。 ●ホームホワイトニングは健康保険の適用がありませんので自由診療となります。 ●ホームホワイトニングでは人工の歯とか、かぶせた歯を白くすることはできません。 |
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ホームホワイトニング(ブリーチ)のQ&A | |
Q1.どんな人でも使用可能でしょうか? ほとんどの方が可能です。しかし、それほど効果がない場合もあります。使用を希望すると、歯医者さんが事前に診査・診断した上で、ホワイトニングの適応症かどうかを判断してくれます。 ※但し、下記の場合は使用不可となります。 健全でない歯/就寝中の装着/無カタラーゼ症の方/妊娠中・授乳期の女性/小児/重度の歯肉炎や歯周炎を発症している方 Q2.安全に使用することができますか? はい。ジェルの主成分は、過酸化尿素です。過酸化尿素を用いる歯のホワイトニングに関しては、多くの研究と臨床例が報告されているので、歯医者さんの適切な指導のもとで使用すれば、歯や歯肉に悪影響を及ぼすこともなく安全です。 Q3.副作用はありませんか? 治療期間中、まれに知覚過敏(歯がしみるような症状)が起きることがあります。その場合も、治療を一時中断することにより、症状は軽減または消失するので安心ですが、歯医者さんと相談しながら中断・再開の時期を判断していけば、いっそう安心です。 Q4.効果はどのくらい持続するのでしょうか? 個人差にもよりますが、処置前の状態に戻ることはありません。しかし、カフェインやタバコなどの着色の原因になるものを日常的に摂取している場合は、再度ホワイトニングが必要となりますので、定期的に歯医者さんによる診査・診断を受け、継続的に使用してください。 |