ぶつかる銀河ハッブル望遠鏡が観測
 
北海道新聞記事より転載
1999/11/22(月)


ぶつかる銀河
ハッブル望遠鏡が観測
【ワシントン22日共同】
米航空宇宙局(NASA)では、二十二日、銀河が三個以上集まって合体している多重衝突の現場=写真NASA・共同を、ハッブル宇宙望遠鏡を使った観測で多数発見したと発表した。
赤外線で輝いている超高光度赤外線銀河と呼ばれる銀河。谷口義明・東北大助教授らが昨年、これらの銀河は多重衝突の結果との説を発表しており、ハッブルの観測で裏付けられた。
NASAは地球から三十億光年以内の超高光度赤外線銀河百二十三個を詳細に観測、このうち約三〇%が形状からみて銀河が三個以上、一部は五個も衝突している多重衝突と分かった。
衝突に伴い爆発的に星が生成、周囲のガスを暖めて赤外線を出しているという。
 
記事の写真のかわりにハップル望遠鏡の写真集へリンクして代用します。
 
URL
ハッブル宇宙望遠鏡 画像集        http://www4.justnet.ne.jp/~M_kanai/hubble_1999.html
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた宇宙の姿   http://th.nao.ac.jp/openhouse/1998/hst/index_hst.htm