タバコの煙に含まれる有害物質 | |
気相に含まれる有害物質有害物質 生物活性 1本あたりの収量 ジメチルニトロソアミン がん原物質 1〜200ng エチルメチルニトロソアミン がん原物質 0.1〜10ng ジエチルニトロソアミン がん原物質 0〜1Ong ニトロソピロリジン がん原物質 2〜42ng 他の二トロソアミン(4種) がん原物賞 0〜2Ong ヒドラジン がん原物質 24〜43ng 塩化ビニール がん原物質 1〜16ng ウレタン 腫瘍発生物質 10〜35ng ホルムアルデヒド 線毛傷害物質 20〜90μg 発ガン協力物質 シアン化水素 線毛傷害物質 30〜200μg 毒性物質 アクロレイン 線毛傷害物質 25〜140μg アセトアルデヒド 線毛傷害物質 18〜1400μg 窒素酸化物(NOx) 毒性物質 10〜60Oμg アンモニア 毒性物質? 10〜150μg ピリジン 毒性物質? 9〜93μg 一酸化炭素 毒性物質 2〜2Omg |
粒子相に含まれる有害物質(タールの成分も含まれる)有害物質 生物活性 1本あたりの収量 ベンツビレン 腫瘍発生物質 8〜50ng 5‐メチルクリセン 腫瘍発生物質 0.5〜2ng ベンツフルオランセン 腫瘍発生物質 5〜4Ong ベンツアントラセン 腫瘍発生物質 5〜8Ong 他の多環芳番炭水化物(20種以上)腫瘍発生物質 ? ジベンズアクリジン 腫瘍発生物質 3〜1Ong ジベンズカルハゾル 腫瘍発生物質 0.7ng ピレン 発がん協力物質 50〜2O0ng フルオランセン 発がん協力物質 50〜25Ong ベンツベリレン 発がん協カ物質 10〜60ng 他の多環芳香炭水化物(10種以上)発がん協力物質 ? ナフタレン 発がん協カ物質 1〜10μg 1−メチルインドール 発がん協カ物質 0.3〜0.9μg 9−メチルカルパゾール 発がん協カ物質 0.005〜0.2μg 他の中性化合物 発がん協力物質? カテコール 発がん協力物質 40〜460μg 3&4−メチルカテコール 発がん協力物質 30〜40μg 他のカテコール(4種以上) 発がん協カ物質? 未知の力テコール、酸 発がん協力物質? Nこトロソノルニコチン がん原物質 100〜25Ong 他の非揮発性ニトロソアミン がん原物質? β・ナフチラミン 膀胱がん原物質 0〜25ng 他の芳番アミン 膀胱がん原物質? 未知の窒素化合物 膀胱がん原物質? ポロニウム−210 がん原物質 0.03〜1.3PCi 二ッケル化合物 がん原物質 10〜6O0ng 力ドミウム化合物 がん原物質 9〜70ng ヒ素 がん原物質 1〜25μg ニコチン 毒性物質 0.1〜2.Omg その他のタパコアルカノイド 毒性物質 0.01〜0.2mg フェノール 線毛傷害物質 10〜200μg クレゾール(3種) 線毛傷害物質 10〜150μg |
●タバコの煙のなかの発がん物黄の量(ng/本) | ||
主流煙 | 有害物質名 | 副流煙 |
20〜40 5.7〜43 0.4〜5.9 13〜3.8 100〜550 5.1〜22 1700 32 1.7 160 |
ベンツピレン ジメチルニト□サミン メチルエチルニトロサミン ジエチルニト□サミン N‐ニトロソノルニコチン 二ト□ソピ□リジン キノリン ヒドラジン 2‐ナフチルアミン 0‐トルイジン |
68〜136 680〜823 9.4〜30 8.2〜73 500〜2750 204〜387 18000 96 67 3000 |
(Stock.S.L:Lancet.Nov.15:1082.1980より抜粋) |
喫煙者の健康の影響のまとめ | ||||||
喫煙者自身への影響 | 受動喫煙の影響 | |||||
急性影響/症状/機能 | 慢性影響/疾患 | |||||
胎 児 |
流産,早産.死産, SFD児(低体重児) |
|||||
新生児・乳児 |
新生児死亡,肺炎 | |||||
幼 児 |
喘息様気管支炎 | |||||
学 童 |
咳・痰などの呼吸器症状 |
|||||
成 人 |
呼吸器系 | 咳・痰などの呼吸器症状 呼吸機能陣害 |
慢性気管支炎 肺気腫 |
呼吸機能障害 (慢性気管支炎・肺気腫) |
||
循環器系 | 血圧上昇、心舶拍数増加、末梢血管、 収縮,循環傷害,手足・足先のしびれ 感・冷感、肩こり、首のこり 、 まぶたの腫れなどの症状 |
虚血性心疾患 | 虚血性心疾患 | |||
消化器系 | 食欲低下 | 胃・十二指腸潰瘍 | ||||
ガ ン | 肺ガン、ロ腔ガン、喉頭ガン、食道ガン、 胃ガン、肝臓ガン、膵臓ガン、腎盂ガン、 膀胱ガン、子宮頸ガン |
肺ガン (副鼻腔ガン) |
||||
全身影響 | 健康水準の低下 | 寿命短縮 | ||||
(富永祐民「我が国における今後の喫煙対策のあり方に関する研究、 昭和60年度健康づくり等調査研究」(財)健康・体力作り事業財団P3、1986) |
健康増進法(平成15年5月1日施行)