Q治療中に手術を受けるのはどのような場合ですか?
精密検査はどんなことをするのですか? |
A歯や頭部のレン卜ゲン、歯の型、口や顔の写真をとったり、あごの機能検査をすることもあります。矯正治療は同じことを行っても人によってそれぞれ反応がことなりますので、個々の患者さんに適した治療方針をたてるためには、精密検査が非常に重要となります。
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Q部分的な治療(上あご、下あごのみ)はできますか? |
A矯正治療の目的は歯ならびを治し、同時に咬み合わせを治すことにあります。
通常、上だけあるいは下だけの治療では正しい咬み合わせをつくることはできません。咬み合わせが正しくないと治療後の”後もどり”の原因にもなりますので、注意が必要です。
しかし歯列不正がごくわすかなものであったり、他の歯科治療の準備として部分的な矯正治療が行われる場合もありますので、主治医に相談してみてください。
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Q重なっているところの歯を抜いたほうが治療は早くすむのですか? |
A矯正治療では不正咬合の程度によって抜歯をすることがあります。しかしどの歯を抜いてもよいというわけではなく、一般的には第一小臼歯(前歯の中心から数えて4番目の歯)を抜くことが多いのですが、症状によってそれぞれことなります。
また不正咬合の状態や年齢によってもことなりますので、主治医に相談してみてください。
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Q親しらずは抜いたほうがよいのですか? |
A矯正冶療に先だって親しらずを扱く場合もありますし、矯正冶療後に生え方に異常があるため抜くこともあります。正常に生えてきているときには抜く必要はないと考えられますが、咬み合わせの状態によって抜いたほうがよいこともありますので、歯医者さんに相談してみてください。
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Q治療中に手術を受けるのはどのような場合ですか? |
A悪い咬み合わせの原因が骨格の異常からきている場合には、歯のみの治療では治せないことがあります。
このようなときには外科矯正が計画されますが、歯のみの矯正治療で予測できない悪い成長が出てきたために外科処置が必要になる場合もあります。
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