子供の歯ならび(1)6月号より 山田歯科医院 院長山田雅昭 |
毎日の歯科診療の内で、特に子供の治療(特に幼児)には大人の治療と異なって気をつかうことが多い分野です。 最近、診療室で気になっていることについて話してみます。 というのは、近年、子供の歯ならび悪い子が特に目立っているようになってきたことです。 (もちろん小児のむし歯数は減少傾向になっています。) 原因は昔のように固いものを食べない、咬まないなど食生活の変化が原因といわれています。 このままでは大人になった時には、むし歯と歯周病になりやすいのはもちろん、外観、発音、口臭など、精神的な悩みもかかえることになりかねません。 最近、私どの診療室では、「永久歯を抜かない矯正治療、咬合誘導」の治療方法を確立して、実践しているので紹介します。 歯ならびが悪くなる原因は「歯列と顎の発育は舌の筋肉の発達によって発育する」という考えによって「身体的に健康を維持できる歯列と咬み合わせ」を完成させることを目的とした治療を行うことです。 それでは、治療開始年齢別にどのようにしていくかを紹介してみましょう。 乳児期(0〜3歳) |
子供の歯ならび(2)7月号より 山田歯科医院 院長山田雅昭 |
前回では「永久歯を抜かない矯正治療、咬合誘導」の治療について、年齢別にどのようにしていくかを乳児期(0〜3歳)、幼児期(4〜6歳)にわけて紹介しました。 今回はその解説について話します。(学童期については次回に) 乳児期(0〜3歳) 幼児期(4〜6歳) |
子供の歯ならび(3)8月号より 山田歯科医院 院長山田雅昭 |
前前回と前回では、「永久歯を抜かない矯正治療、-咬合誘導」の年齢別の治療法を解説しました。今回は学童期以後の治療及び解説について話します。
【学童期】(7〜12歳) 【中・高校期以上】(13歳以上) 以上、簡単にまとめてみました。
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