◎最新の歯科の修復材の特徴の話(00/08)
目 次
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1.セラミックス(陶材) | ||||||||
高品質の陶材を調合して、患者様にピツタリ合う色や形を全て手作りして、焼き固めて作ります。
金属のフレームに陶材を焼き付けて作るものを「メタルセラミックス(メタルボンド)」と呼び、全てセラミツクスで作るものを「オールセラミックス」と呼びます。 症例にもよりますがどちらも前歯から奥歯(臼歯)まで使え、自然の歯の様に見えて、とても綺麗で変色しません。 保険の効く治療には使えません。
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2.ハイブリッドセラミックス(複合高分子化合物) | ||||||||
極微細な陶材と高分子化合物との複合物質で、補強材の表面に張り付けて、患者様にピッタリ合う色や形を全て手作りして、光のエネルギーによって固めて作ります。
前歯から奥歯(臼歯)まて使え、仕上がりはセラミックスとほとんど変りませんがセラミックスと比べるとやや柔らかく滅りやすいところがあります。 組合わせて使用ずる補強材は、プレシャスメタル、セミプレシャスメタル、ノンプレシャスメタルや金属を使わない場合には強化グラスファイバーから選べます。 保険の効く治療には使えません。
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3.レジン(合成樹脂) | ||||||||
歯科の修復材料のなかて安価で、多くの部分に使われていまず。
例えば、保険が効く、効かないを問わず、取り外し入れ歯の歯肉の赤い部分などに多く使われておりますし、歯の部分(最近は硬質レジンが多くなりましたが)、あるいは治療途中のさし歯の仮に入れる、仮歯に使われております。 品質は様々ですが他の材料と比べて弱く、長年使っていると、変色や脱色をすることがあります。 |
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4.硬質レジン(複合樹脂) | ||||||||
レジンに微細なセラミックスを混ぜた複合樹脂で、レジンとハイブリッドセラミックスの中間的な性質をもっております。
保険の効く入れ歯の歯の部分に便われたり、さし歯の場合は、金属の補強フレームに張り付けて使うこともできます。 しかし、貴金属に張り付けて使う場合は保険が効かなくなります。 ※入れ歯の歯に使える、保険の効かない高品質のものもあります。 |
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5金属 | ||||||||
歯科修復材料の中では、詰め物から、かぶせもの、入れ歯のフレームなど多くの部分で使われています。
種類も貴金属から非貴金属まで種類も豊富です。 性質は他のどの材料よりも強度が高いということです。 しかし、金属色が自然美を損ないますので、最近はさし歯など、前歯の審美性が要求される場合などは補強のためのフレーム材として使われるが多くなってきております。 奥歯(臼歯)など審美性をあまり必要としない場合は、そのまま金属を露出して使います。
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*(株)モダンデンタルラボラトリーのご厚意により引用させていただきました
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